「ディオール(Dior)」から、アメリカ人フォトグラファー リチャード・アヴェドン(Richard Avedon)の写真集「Dior by Avedon」が発売された。出版はNYのリッツォーリ(Rizzoli)。
ディオール、写真家リチャード・アヴェドンの写真集の画像を拡大 リチャード・アヴェドンは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が最初のオートクチュール コレクションを発表するショーを開催した1947年に、初めてパリで「ディオール」を撮影。以来、ニュールックの本質を捉えた作品を撮り続け、1955年にはハーパースバザー誌のために、ロングドレスを纏ったドヴィマがシルク・ディヴェールのサーカスの象たちに囲まれてポーズをとる作品を撮影して注目を浴びた。クリスチャン・ディオール亡き後も多くの作品を残している。
写真集「Dior by Avedon」では、メゾンの歴史と共に深い結びつきで残してきた多くの作品の中から150点を掲載。フランスのソーシャライト ジャクリーン・ド・リブ(Jacqueline de Ribes)の序文にはじまり、著者であるイギリス版ハーパース バザー編集長ジャスティン・ピカディ(Justine Picardie)のイントロダクション、そしてガリエラ・モード美術館館長で歴史家のオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)があとがきを寄せている。フランスとイギリスで9月下旬に発売され、アメリカでは10月27日の発売が予定されている。