ホンダF1プロジェクト新井康久総責任者が、ロシアGPで導入した新しい仕様のエンジンにマクラーレンはいい感触を持っているとして、今季残り4戦でさらなる改善を進めていくと語った。
ロシアGPでホンダはトークンを使用して改善したパワーユニットを導入、フェルナンド・アロンソが金曜フリープラクティス1回目で走らせた後に、その後のレースで使用するためにセーブした。
マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、ロシアGPの週末の段階で、アップグレード版パワーユニットは予想を上回る出来だったと、ポジティブな発言を行っていた。
アメリカGPを前に、新井総責任者は、ホンダの開発の方向性が正しいことが確認されたとして、今後の4戦でデータを集め、来年に向けて改善していくことを目指すと語った。
「今後のレースでは、ソチで使用した新しいICEを中心に、さらにデータを集めることを目標としていきます」と新井総責任者。
「チームは開発の方向性が正しいことを確認しています。従って残り4戦でこれを微調整する作業を行っていきます。今週末、アップデートされたエアロパッケージと共にどういう動きを見せるのか興味深いですね」