写真国会で賛成多数で可決され、成立した安全保障関連法。「平和安全法制整備法」と、自衛隊をいつでも海外に派遣できる「国際平和支援法」の2本立てで成り立つこの法は今後、私たちの生活にも大いに関わってくる。
若い世代にも関心が高い安保法案。元ジャニーズJr.で、現在はモデルやタレントとして活動する水越大介さんは現状を残念がる。
「戦争には反対です。それはみんな一緒だと思うのですが、安保法制に対する賛成と反対の声が“戦争”にばかり集中していて、大事なことが聞こえてこないというのが正直な感想です」
同世代の友人たちと安保が話題に上ることもあるというが……。
「“デモやっていたよね？”“国会議員が乱闘みたいなことしていたね”など、表面的なことだけで終わっている。政治家もデモをする人たちも、自分たちの主張をするだけじゃなくて、“興味がない人にどうやって伝えるか”ということに対しても声を上げてほしいです」
タレントならではのポジションで、メッセージを送りたいとも語る。
「戦争をしないためにひとりひとりが考えることも大切だと思います。僕はタレントとして成長しアジア全域で活躍できる存在になりたいです。タレントが抑止力になる可能性だってある。微力でも自分にできることを考えていきたいです」
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