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ミハラ監修クレストブリッジ新作コレクション発表 デビューから1ヶ月半「結果が出始めている」

2015年10月19日 21:32  Fashionsnap.com

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ショーのフィナーレ Image by: Fashionsnap.com
三陽商会が10月19日、三原康裕がクリエイティブディレクターを務める「ブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE/以下、ブルーレーベル)」と「ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE/以下、ブラックレーベル)」の2016年春夏コレクションをショー形式で発表した。ショー前に開かれた会見では、同ブランド事業部長の内海嗣雄氏が「(商品を本格的に店頭展開してから)1ヶ月半だが、結果が出始めてきている」と発言。シューズも含めたトータルコーディネートの提案を引き続き強化し、三原氏が手がけるラインナップも拡大する。

「クレストブリッジ」デビューから1ヶ月半の画像を拡大

 バーバリーの新ライセンスブランドとして9月1日に本格スタートを切ったブルーレーベルとブラックレーベル。直近までの商況について「以前はトータルコーディネートの提案が課題だったが、シューズをはじめとする雑貨の売上構成比が上がっており、軸を広げるという意味では、三原氏を起用した成果が出てきている」と語る内海氏は、来店者の反応について「既存顧客には以前までのテイストが継承されていることに安心したという声をいただけ、同時に、ファッション感度が高い20代~30代前半や訪日旅行者の新規利用が増えている」という。11月末時点の店舗数は、ブルーレーベルが74店舗、ブラックレーベルが81店舗を予定。
 アンダーズ東京52階「ルーフトップ バー」で行われた新作ショーではジャズピアニストの上原ひろみが演奏する中、合計30ルックを披露。ブルーレーベルはマリンスタイルに新たな解釈を加えた「ACQUIRE MARINE」、ブラックレーベルはミリタリー要素を取り入れた「GENTLEMANLY NAVAL」とアイビースタイルをストリートに変化させた「ALTERNATIVE IVY」をシーズンテーマに設定した。三原氏が「1ヶ月半の実績でブランドのアイコンとして定着してきたと感じる」というクレストブリッジチェックは先シーズンのレッドベースに加え、トリコロールやデニムなど、カラーと素材で幅を見せる。ブルーレーベルではヘアアクセサリーやブレスレット等のエントリープライスの小物を新たに投入するほか、ブラックレーベルは三原氏のディレクションでシルエットを洗練させたテーラーリングアイテムを発売する。
【関連】 BLUE LABEL CRESTBRIDGE / BLACK LABEL CRESTBRIDGE - 2016年春夏コレクションの全ルック