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又吉直樹『火花』がドラマ化、キャストに林遣都、波岡一喜、門脇麦

2015年10月19日 12:50  CINRA.NET

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左から波岡一喜、林遣都、門脇麦
又吉直樹の小説『火花』をもとにした映像作品の詳細が明らかになった。

今年7月に『第153回芥川龍之介賞』を受賞した『火花』は、売れないお笑い芸人と先輩芸人の交友を描いた作品。今年8月には、同作をもとにした映像作品が2016年にNetflixで配信されることが発表されていた。

今回の発表では、作品形式が全10話の連続ドラマとなり、1話あたり40~50分になることが判明。あわせて発表されたメインキャストは、主人公・徳永役を演じる林遣都、徳永が師と慕う天才肌の芸人・神谷役の波岡一喜、神谷と同棲する美しい女性・真樹役の門脇麦。

さらに全10話の総監督を『余命1ヶ月の花嫁』『ストロボ・エッジ』などを手掛けた廣木隆一が務めることも明らかになった。各話の監督を務めるのは白石和彌、久万真路、沖田修一の3人。撮影は11月上旬からスタートし、クランクアップは来年2月頃を予定している。配信時期は2016年春になる見通しだ。

主演を務める林は、「この本に詰め込まれている又吉さんのお笑い哲学、お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせて頂きたいと思います」と原作についてコメント。

神谷役の波岡は芸人役を演じるにあたって、「ただただ芸人さんの稽古と同じように、僕も相方と共に漫才の稽古を日々やるつもりでいます。稽古が自信に変わるまで」と意気込みを明かしている。

真樹役を演じる門脇は、「闘っている男性を支えながら生きていく女性の強さは美しいものだなと常日頃から感じています。今回は芸人を支える女性の役ですが、強くしなやかに表現できたらと思います」と語っている。