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スーパーフォーミュラ第6戦:ロッテラー「すごく満足。王座獲得も諦めてはいない」/予選トップ3コメント

2015年10月17日 21:20  AUTOSPORT web

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予選トップ3を獲得したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦SUGOの予選で予選トップ3につけたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)が、予選の戦いを振り返った。

●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S):予選ポールポジション
「すごく満足だ。ポールポジションはとてもうれしいね。今日は朝のフリー走行からノートラブルで、予選に向けて少し変更は加えたけれど、Q2とQ3はそのまま走った。今日は一貴選手も予選2番手となりチームにとってもいい1日だったよね」

「今シーズンは忙しいのもあって、噛みあってないと感じる部分もあったんだ。だけど、気持ちリセットして自分のやりたいことを考えたら、一番シンプルなやり方を見つけられた。調子も戻ってきたし、これから先はもう大丈夫だと思うよ」

「僕がチャンピオンを獲るためには、かなり楽観的に考えなくてはいけないけど、まだ諦めてはいない。だけど、一貴選手のチャンピオンの可能性が高くなるなら、自分がサポートするのは当然だと思うし、もし逆の立場なら彼もそうしてくれるだろう。同じチームだし、そんなに嫌なやつでもないから(笑)、応援したいと思っているよ」

●中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM’S):予選2番手
「朝の走り始めから調子は良かったですが、1回飛び出したことでクルマを壊してしまい、その後はリズムが悪かったです。予選はQ1、Q2ともに6番手で非常に厳しい状態でしたが、Q3ではうまくクルマも合わせ込めて、自分なりにもいいラップが刻めたと思っています。アンドレ選手との差は少しありますが、明日までにそれを詰められるように考えていきたいですね。とは言え、朝の走行の終盤から予選にかけては良い状態ではなかった中で予選では2番手を獲得できたので、贅沢は言えないかなとも思っています」

「チャンピオンを獲得するためには、いつも通りやることが大事だと思っています。予選までにいろいろありながらも2番手で終われたので、後は結果に結びつけることですね。SUGOは去年もスタート直後にいろいろありましたし、セーフティカーなどの要素もあるかもしれませんが、そうなった場合でも影響のない位置にいることが大事だと思っています。まぁ、そんなにうまくいったら苦労はしないですけどね(笑)。でも、ここまで結果もついてきているので、そうなるようにしていきたいですね」

●石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING):予選3番手
「朝のフリー走行ではマシンバランスがあまり良くありませんでした。でも、セッション中に変更したものが良くて、予選に向けてもニュータイヤなら大丈夫だという手応えを感じられたので、結構自信はありました」

「予選では、Q1で飛び出してしまったり、Q2のセクター3のタイムが悪かったりしましたが、2番手でQ3まで進めたので、Q3も大丈夫だろうという手応えでしたね。ただ、それまで良いペースで走れていたセクター1、2で失敗してしまったので、クルマの速さを考えると非常に悔しいです。全てをノーミスで進めるのは難しいですが、そこまでしないとPPは獲れないということも実感しました」

「シーズン中盤から、(チャンピオン争いは)最終戦の勝負になるとは思っていたので、なるべくポイント差がある状態で最終戦に挑みたかったですね。でも、(中嶋)一貴選手も表彰台から降りないので、僕も降りないで粘らないとチャンスがなくなってしまう。そのあたりは意識して戦っています。明日は、いつも通り戦って勝ちを狙っていくだけです」