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星野源、『A-Studio』でプライベートの交流明かす 「仲間と出会って根アカな自分を取り戻した」

2015年10月17日 20:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『A-Studio』公式サイトより

 10月16日より放送開始している金曜ドラマ『コウノドリ』(TBS)に出演している星野源が、同日の『A-Studio』(TBS)に登場し、役者になったきっかけやプライベートの交流関係など、さまざまな話を披露した。


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 パーソナリティーを務める笑福亭鶴瓶とは、ドラマ『タイガー&ドラゴン』(TBS)で共演した以降に交流を深め、現在はいっしょに食事に行くこともあるという星野。鶴瓶の落語を観に行った後に、脚本家の宮藤官九郎なども含め、みんなで食事に行った際、星野が突然姿を消したことがあったという。すると鶴瓶の携帯に電話がかかってきて、「すみません、いまトイレで、もうすぐ出ます」と星野。このエピソードを受けて星野は、「昔からお腹がゆるくて、小学校3年生くらいの頃からお漏らしをすることがあった。(小学生で漏らすと)もうスターになりますよ。(中略)横アリのライブでも、12,000人を残してトイレに行った」と、いまなおお腹の調子が悪くなりやすいことを明かし、スタジオは笑いに包まれた。


 その後、星野のプライベートでの交流について話題が移ると、鶴瓶は星野の中学時代からの友人である戸田修輔氏と、星野には内緒でいろいろな話を聞いたことを明かす。星野と戸田氏は中学一年生のときに出会い、戸田氏の誘いで星野は演劇を始めたという。また、スタジオでは星野が学生時代に制作した自主映画『底無し刑事』が放送され、星野が「やめてください!」と赤面する一幕もあった。


 星野のユニークな母親「ようこちゃん」のエピソードが披露された後は、ヒット曲「Sun」の弾き語りを披露し、続いて星野の音楽にも影響を与えた人物が紹介される。


 寺坂直毅氏は、34歳の構成作家で、星野のラジオ番組を担当する人物だ。恰幅が良く、すぐにメガネが曇ってしまうという寺坂氏は、いまなお真性の童貞であるという。星野が28歳のとき、寺坂氏を含む男性4人で湯河原に旅行に行ったのは、星野にとっても大きな出来事だったそうだ。特に会話が弾むでもなく、『彫刻の森美術館』などを見学したというのだが、しかし本人たちにとっては非常に楽しい時間で、星野はその後、徐々に「根アカな自分に戻っていった」とのこと。「昔は人が好きすぎて、すぐに抱きついたりしていたんだけど、『お前うざいよ!』っていわれて、いたく傷ついたことがあって。それから自分は人見知りなんだって思い込むようになった。(中略)でも、みんなで旅行に行ったのは、すごく楽しくて。俺はコミュニケーションが嫌いなんじゃなく、コミュニケーションをとる度胸をなくしていただけなんだって、徐々に気づいていった」と、仲間との旅行で見出した“気づき”について明かした。


 星野にとって大切な友人である寺坂氏は、代表曲のひとつ「夢の外へ」制作のきっかけとなった人物でもある。童貞の寺坂氏は、自身曰く「魔法が使える」そうで、彼の夢の中では理想の女性である由紀さおりと、自由に一夜を過ごすことができるらしい。星野は、嬉しそうな顔で「昨日、由紀さおりさんとデートしてさ……」と語る寺坂氏を見ているうちに、その夢の中にいる由紀さおりを、外の世界に出してあげたいという気持ちになり、「夢の外へ」を作曲したことを明かした。


 番組後半では、クモ膜下出血で入院したときに、ファンだという看護婦に座薬を入れてもらったエピソードや、手術後に一番最初に寺坂氏に電話したエピソードを披露。さらに、現在出演中のドラマ『コウノドリ』で、まったく笑わない産婦人科医・四宮春樹を演じることについて、「だから今日、笑っているところ全部カットしてほしい」と語り、スタジオを笑いに包んだ。


 次回『A-Studio』には、俳優の中村獅童が出演する。(宮澤紀)