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KAT-TUN・上田竜也、270mの高所ロケで悟りの境地に「怖いからこそ見える景色がある」

2015年10月17日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』公式HP

 KAT-TUNによる冠番組『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』の10月17日放送分では、メンバーがオーストラリアを舞台に「オーストラリアを満喫するための旅」に出た。


 同番組は、KAT-TUNが全国各地を巡り、普段は出来ない体験・優しい人々との触れ合いの中で「タメ」になることをする旅バラエティー。メンバーは番組スタッフが決めた「指令は絶対!」「お金は使わない!」「全て自分達の力で交渉!」というルールをもとに、「天の声(番組スタッフ)」が出す様々な指令をこなしながら旅をしていく。今回は9月19日放送分の「味噌グルメ食べまくりの旅」で、6軒の店舗を制覇したことから、ご褒美としてオーストラリアでの海外ロケが実現した。(参考:KAT-TUN上田竜也、“人間力”で海外ロケを引き寄せる)。


 冒頭、亀梨和也は「海に入ってサーフィンがしたいし、オージービーフが食べたい」、中丸雄一は「コアラとかカンガルーが見たい」。上田竜也は「海でジェットベイターがやりたい」、田口淳之介は「ショッピングして休日感を楽しみたい」とそれぞれの要望を述べたところで番組がスタート。しかし、天の声は「ちょっと待って、これテレビだよ? ただ行かれても俺だってバカだと思われるから……」と「エンジェルカード」「デビルカード」をメンバーに手渡し、前者を引くと水着ギャルによるハッピーな旅が、後者を引くと屈強な男たちに連れられてのハードな旅が待ち受けていることを明かした。


 まず中丸は「エンジェルカード」を引き、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーでコアラとの触れ合いを満喫し、記念写真を撮影。続いて海上でのアクティビティを懸けたカードチョイスでは、上田がV6の「WAになっておどろう」を歌いながら「デビルカード」を引いてしまい、南半球で一番高いビルの270m地点を、ロープのみで渡るという過酷な挑戦をすることになってしまった。高所恐怖症の中丸は「俺は無理だよ! もうやめようぜ」と上る前から取り乱し、いざスタートの240m地点にたどり着くと「思った以上だよこれ!」と絶叫。その後も270m地点で手放しポーズを要求されたメンバーは、次々にチャレンジを繰り返すが、中丸は目を見開いて「オーマイゴッド!」と怯えながら、見事頂上へとたどり着き、上田は「怖いからこそ見える景色がある」とコメントした。


 その後、海の近くに来た4人は、日本でも経験した「軍艦巻きの上の具を、メンバーが潜って確保する」ことに挑戦。4人はイルカやクジラを目撃するなど、オーストラリアならではの体験に興奮しながらも、タイやシマアジ、カニなど様々な海の幸を確保した(タイは35cm未満だったのでリリース)。上田は85cmのマカレルツナ(マグロの仲間)という大物を釣り上げ、4人は採れたての魚に舌鼓を打った。


 同番組で培った対応力で、過酷なロケも楽しめるものに変え、旅を盛り上げた今回の放送。次回は「オーストラリアを満喫するための旅(後編)」が放送される予定だ。(向原康太)