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スーパーフォーミュラ:朝の走行は赤旗終了。小暮がコースレコードを上回り首位

2015年10月17日 11:01  AUTOSPORT web

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ッション終盤にクラッシュを喫した中山雄一(KCMG)
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は17日、スポーツランドSUGOで予選日朝のフリー走行が行われ、小暮卓史(DRAGO CORSE)がトップタイムをマークした。

 今シーズンも残り2戦となりチャンピオン争いも佳境に入っているスーパーフォーミュラ。コース幅が狭く、予選順位がいつも以上に重要となるSUGOだが、その予選前の1時間のセッションは快晴のもと午前9時から始まった。

 終盤まで大きなアクシデントなく推移していったこのセッションだが、多くのマシンがアタックに入っていた残り時間数十秒というタイミングで、中山雄一(KCMG)がSPアウトでクラッシュ。中山は自力でマシンを降りたものの、車両回収のため赤旗が提示され、セッションはそのまま終了となった。

 タイムシートでは、開始から20分ほどでトップタイムは1分6秒台に。残り15分というところで、昨年のSUGO戦で初優勝を飾っている野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分5秒台に入れる。その後、残り7分ほどになると多くのマシンがチェッカーに向けてアタックに入っていった。

 このセッションでトップとなった小暮は、残り2分ほどとなったところでコースレコード(1分5秒843)を上回る1分5秒840をマーク。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)も好タイムをマークするも1分5秒877で2番手、野尻も僅かにタイムを伸ばして3番手となり、この3人が1分5秒台でこのセッションを終え、ここまでトヨタ陣営に連勝を許しているホンダ陣営も順調な立ち上がりとなった。続いて、序盤からタイムシート上位に名を連ねていた伊沢拓也(REAL RACING)が4番手となり、5番手~7番手にはランキング上位勢が並んだ。

 12ポイント差で首位を追うジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)は26周をこなして1分6秒073で5番手。首位の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は24周を走り1分6秒077で6番手となり、ランキング2位の中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が1分6秒173で7番手となった。一貴は28周を走行している。

 小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、最終的に1分6秒333で11番手となったが、赤旗提示された周にもアタックを行っていた様子で、セクター1で全体ベスト、セクター2でも自己ベストタイムをマーク。タイムには反映されなかったものの、予選に向けてポテンシャルを見せる形でこのセッションを終えている。

 スーパーフォーミュラ第6戦の公式予選は、13時45分から行われる。