10月16日の富士スピードウェイでスポーツ走行中に起こった死亡事故により、富士スピードウェイで週末に開催される予定だったスーパーカーレースシリーズ第8戦が中止されることが正式発表された。また、亡くなったドライバーがTEAM 石松のオーナー、早乙女実さん(64歳)であることも明らかになった。
事故は16日午前のスポーツ走行中、2コーナー付近で起きた。2台のマシンが絡む形で、アウト側の早乙女さんのマシンがコースオフし、タイヤバリアに激突。早乙女さんは心肺停止状態で御殿場市の虎ノ門病院に搬送され、11時15分頃死亡が確認された。
早乙女さんは週末に参戦するスーパーカーレースシリーズにエントリーしており、久しぶりのレース参戦に備えて練習走行を行っていた最中に起きた事故だったという。
今回の事故を受けて、スーパーカーレースシリーズの竹内浩典代表はリリースを発表。第8戦の中止と、早乙女さんへの追悼の意を表した。
以下、リリースより。
2015 SUPER CAR RACE SERIES Rd.8 富士大会中止のご案内
株式会社SCR・JAPAN(SCR)
代表 竹内 浩典
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本日、TEAM 石松のオーナーであり、今大会にドライバーとしてエントリーされていました早乙女実様が、富士スピードウェイでのスポーツ走行中の事故によりご逝去致しました。故人には昨年のスーパーカーレース立ち上げ当初より厚情に預かりご協力いただいておりました。ついては、スーパーカーレースシリーズの一員である早乙女様がご逝去されましたことを受けまして、本大会の開催を自重させていただきます。
関係各位には多大なるご迷惑お掛け致しますことをお詫び申し上げると共にご理解の程、宜しくお願い申し上げます。エントリーをされていた皆様方には追ってご連絡をさせいただきます。
尚、Kids Traffic Safety School Projects イベントについては予定通り実施致します。
略儀ではありますが、書中をもって2015 SCRS Rd.8 富士大会中止のお知らせを申し上げます。
以上