トップへ

鈴木卓爾『ジョギング渡り鳥』、異星人×映画制作現場のメタSF劇

2015年10月16日 17:20  CINRA.NET

CINRA.NET

『ジョギング渡り鳥』
映画『ジョギング渡り鳥』が、2016年春から東京・新宿K's cinemaで公開される。

同作は、映画『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』などを手掛けた鈴木卓爾監督が、映画美学校の学生と共に制作した作品。同校アクターズコースの生徒たちがキャストを務めるほか、セリフも手掛けている。

長い旅路を経て地球に辿り着いた途端に母船が壊れ、地球から帰れなくなった「モコモコ星人」たちが、町の人々をカメラとマイクで観察しはじめるSF映画となる同作。劇中のキャストが映画の撮影スタッフも担うことで、作品そのものが逸脱していくという実験的な撮影方法が用いられており、製作には約3年の期間を要したという。