映画『完全なるチェックメイト』が、12月25日から東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
同作は、15歳で全米チャンピオンになった経歴を持つ実在のチェスプレイヤーであるボビー・フィッシャーが、1972年の東西冷戦下にロシアの王者ボリス・スパスキーに挑んだ世界王者決定戦を題材にした伝記映画。IQ187の頭脳を持つフィッシャーが国家の威信をかける極限状態の中で生み出した、「神の一手」とも称される戦略の裏側を描く。
謙虚さに欠けた自信家ぶりと奇行で周囲を困惑させるフィッシャー役には、『スパイダーマン』シリーズの主演でも知られるトビー・マグワイア。監督は『ラストサムライ』『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィックが務めた。共同製作陣にはマグワイアも名を連ねている。