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東京ミッドタウンで秋のデザインイベント

2015年10月15日 00:02  オズモール

オズモール

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「五感でデザインを楽しむ」ことのできるデザインイベントが、東京ミッドタウンにやってくる。9回目を迎える今年は「つながるデザイン」をテーマに、デザイナーや建築家、美術家や空間デザイナーなど、現代のトップクリエイターたちによるさまざまなモニュメントなどが登場するそう。

2015年10月16日(金)から11月3日(火・祝)まで、六本木の「東京ミッドタウン」では「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015(東京ミッドタウン デザインタッチ)」を開催。

メインとなる展示は、芝生広場に登場する「つみきのひろば」。こちらは、国内外で活躍する建築家の隈研吾氏のディレクションで、森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」が協力して制作した大小さまざまな三角形の「つみき」をつなげた作品群。

この「つみき」を使った大きなピラミッドやトンネルがあるほか、若手クリエイターらの作品も並ぶ。例えば、プロダクトデザイナーの鈴木啓太氏は巣箱のようなイメージのオブジェを、ガーデナーの齋藤太一氏が手がけると個性的なプランターのように。


「同じ形の『つみき』が、アーティストの感性によって全く異なって見えます。18時から21時まではライトアップが行われるので、また違った表情が楽しんでいただけるのでは」と、広報担当者さん。

この「つみき」は、東京ミッドタウンのガレリア3階にある「TIME & STYLE MIDTOWN(タイム アンド  スタイル  ミッドタウン)」で10月16日(金)から買うこともできる。展示作品同様に、宮崎県諸塚村のスギを使ったもの。1ピースのサイズは縦11cm、横12cm、奥行4cm。販売(予定)価格は、7ピース4860円、13ピース8424円、22ピース13932円。


さらに、関連イベントとして、東京ミッドタウン内の各ショップでは「つながる」をテーマにしたアイテムの販売も。写真は、ガレリア3階の「イデーショップ」で買えるキートレイ「BIRDS’WORDS bird tray(鳥のトレイ)」(12960円)。手描きの模様が特徴的なこちらは、家族とつながることができるアイテムとか。

全アイテムは、空間デザイナーの松村和典氏が「つみき」を約1000個使って作ったガレリア3階の「つみきのまち」でまとめて展示されているそう。こちらでチェックしてからお好みの商品のショップで購入を。


このほかにも、敷地内にはいくつかの展示スポットが。例えば、ミッドタウン・ガーデン内の遊歩道に、日本の伝統工芸と日本のトップデザイナーたちによるコラボ企画「JAGDA Kasama / Kawara Exhibition」が登場。茨城県の国指定伝統工芸品「笠間焼」をアレンジした作品や、奈良時代からあるという「八郷瓦(はちごうかわら)」に彫刻した作品など、伝統とデザインを融合した作品が青空の下で鑑賞できる。


作品を鑑賞するだけではなく、デザインの今を学べるワークショップがあるのも嬉しいところ。10月17日(土)、18日(日)、24日(土)には、ミッドタウン・ガーデンで、「森の学校」(参加費無料・事前予約制)を開催。これは3日間に渡り、毎日3コマずつ90分の無料レクチャーを行うもので、情報学研究者が語る『情報』や、彫刻家が語る『自然』など、多様な講座が用意されているそう。

「各分野のトップランナーの話を気軽に聞けると、昨年も好評でした。先着順なので、興味のある方はWEBマガジン『六本木未来会議』から早めにお申し込みください』(同)


また、ガレリア2階にある「ukafe(ウカフェ)」と、ガーデンテラス1階の「Bodega Santa Rita(ボデガ サンタリタ)」では、期間中、2014年の「Tokyo Midtown Award」優秀賞を受賞した、4種類の国旗をかたどった器「kokki」に盛り付けた特別メニューを提供するとか。写真は、「ukafe」でいただける「チキンとパプリカのクリーム煮リゾットと3種類の小鉢」(1500円)の2皿のうち、日本国旗を模した皿にイタリア料理のリゾットを盛ったもの。

見て、食べて、触って…さまざまな角度からアートとデザインを楽しめるイベントで、芸術の秋を楽しんで。