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“クローゼットの棚卸し”で収納の悩み解決

2015年10月15日 00:02  オズモール

オズモール

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「服がクローゼットに入りきらない!」とか「クローゼットの中がゴチャゴチャ」という悩みを抱えていない? その原因はそもそも自分のワードローブとクローゼットの収納力を把握していないからかも。

「今、自分のクローゼットの中にどんな服があるかわかりますか? きちんと服が把握できていれば、同じような服ばかり買ってしまうことを避けられるはず。そのためにはクローゼットの中の服を棚卸しすることが必要です」とシンプルライフを提唱する金子由紀子さん。

まずは、クローゼットの服をすべて並べて。そして、次を参考に着る頻度で、○、△、×のランク付けをしよう。



◆○ランクの服

シーズン中、週に1回以上は着る。また、その服を見て、「お気に入り」「似合うと言われる」「着心地がいい」「ないと困る」のいずれかの単語が頭に浮かぶ。

◆△ランクの服

好きだけど似合わなかったり、傷みが目立ったり。なにかしらの欠点があって、着る頻度は、シーズン中、月に1~2回。

◆×ランクの服

なぜその服を買ったのか、今となってはその理由がうまく説明できない。そのため、昨シーズンあるいは今シーズン1回も着た覚えがない。

「○ランクの服は必要な服、×ランクの服は処分の対象になります。△ランクに分類した服は、クリーニングに出したり、補修したら着るなら○ランクへ。お金をかけて補修する気になれないのなら、×ランクに移しましょう」(同)

捨てるのに迷う△ランクの服は、一度着てみるのもおすすめ。

「合わせるワードローブがなかったり、冷静に考えると自分に似合わない服の可能性も。手持ちの服と組み合わせて、本当にその服が役立つか、確認しましょう」(同)

また、○ランクの服の特徴を手帳などに記入しておけば、今後のワードローブ選びの参考になるはず。また、×ランクになった、着なくなってしまった服は、同じ失敗を繰り返さないために、その理由を検証する必要があるとか。

「例えば×ランクの中に、同じようなボーダーニットがたくさんあったならしばらくボーダーニットを買わないようにする。すぐに傷んでしまうような服があったのなら、上質な服を購入するようにしましょう」(同)

クローゼットの棚卸しをしてすっきりすれば、秋のおしゃれも楽しくなるはず。さっそく○、△、×のランク分けを始めて。




金子由紀子
“シンプルで質の高い暮らし”を軸に、幅広い執筆を行っている。二児の母親、主婦としてていねいに毎日を送りながら、ロングセラーとなる著書を数多く刊行。総合情報サイトAllAbout「シンプルライフ」のガイドとしても活躍中。