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matohuや緒方慎一郎らが参加する茶箱の展覧会 リモデルした銀座三越でスタート

2015年10月14日 18:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

展示販売の様子 Image by: Fashionsnap.com
10月14日にリモデルオープンした銀座三越7階グローバルメッセージで、「未来へ繋ぐ茶箱展」が同日にスタートした。堀畑裕之と関口真希子による「まとふ(matohu)」や「ソマルタ(SOMARTA)」の廣川玉枝、SIMPLICITY代表の緒方慎一郎など約20組が参加し、それぞれが見立てをした作品が展示販売されている。会期は27日まで。

茶箱の展覧会が銀座三越で開催の画像を拡大

 茶箱は千利休が設計した国宝茶室「待庵(たいあん)」の古材で作られ、各アーティストは道具やオブジェなどをセレクト。「水」「雲」「星」の3種を発表したまとふは、特注デザインで作ったという器を同ブランドの人気アイテム「長着」のオリジナルテキスタイルの仕覆に包み、作品には世界に1着の長着をオーダーできる仕立券が付属する。廣川玉枝は月をテーマに制作し、緒方慎一郎は複数の箱を重ね合わせるなど、各アーティストが多様な表現で現代の新しい茶箱を提案している。参加アーティストはこのほかにパティシエの辻口博啓やifs未来研究所所長の川島蓉子、詩人のピーター・ジェイ・マクミラン、ハースト婦人画報社の代表取締役社長兼CEOのイヴ・ブゴンなど。会場のグローバルメッセージでは今後も日本をテーマにした企画を定期的に行っていくという。
■未来へ繋ぐ茶箱展会期:2015年10月14日(水)~27日(火)会場:銀座三越7階 グローバルメッセージ