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ジョージ朝倉の少女コミック「溺れるナイフ」が映画化 16年秋公開へ

2015年10月13日 10:42  Fashionsnap.com

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東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽(もちづきなつめ)を取り巻く、10代の少年少女特有の"剥き出しのナイフ"のような激しい心と心のぶつかり合いを描いたコミック「溺れるナイフ」が、2016年秋に映画化されることが決まった。

ジョージ朝倉「溺れるナイフ」が映画化の画像を拡大

 同作は、ある日突然、東京から父の故郷・浮雲町に引っ越すことになり、自分が欲する「何か」から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽が、その土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取りの長谷川航一朗(コウ)に出会うことで、新たにカリスマ少女モデルとして名前が売れ始めていくという場面から始まる。「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌や挫折、再生を、夏芽とコウを通して描くラブストーリーになっており、講談社「別冊フレンド」で2004年10月~2013年12月に連載されていた。
 映画化にあたり、監督は26歳の新鋭監督の山戸結希(やまとゆうき)が担当。また、原作者のジョージ朝倉は「実写映像化できない様な漫画にしようと思って描いていたので、なんとも色々ドキドキが止まりません!!! 山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます...!!! よろしくおねがいします」(原文まま)とコメントしている。