勝井北斗と八木奈央が手がける「ミントデザインズ(mintdesigns)」が10月12日、東京・東雲で2016年春夏コレクションを発表した。テーマは「The Garden」。表現されたのは、オーガニックな中にケミカルな素材が混ざった「ミントデザインズ」らしい世界だ。
ミントデザインズ、光や柄で遊ぶ「ガーデン」の画像を拡大 デビューから13年目の「ミントデザインズ」は今回、「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 S/S(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京 2016 S/S)」に公式参加。スケジュール初日に、東雲のアートギャラリーTOLOT/heuristic SHINONOME.(トロット/ヒューリスティック シノノメ)でランウェイショーを開催した。
白い壁で囲まれた開放的な空間でスタートしたショーは、フラワー柄のコートやドレス、そして強い光を反射するシルバーの箔プリントに続く。レーザーカットされたトップスやスカートをレイヤードして影を落としたり、スリットから鮮やかな色を覗かせたりと、様々な手法で色や光を遊ぶ。後半は写実的な花柄のジャカードにジッパーを走らせ、アシンメトリーなプリーツを挟み込み、押し花のように折りたたんだ綿のプリーツにケミカルな素材をドッキングさせるなど、透明感があり実験的な「ミントデザインズ」ならではの「ガーデン」を創造した。
■最新コレクション・mintdesigns 2016年春夏コレクション