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ゲイでないと不利?カニエ・ウェストがファッション業界での不満を吐露

2015年10月12日 20:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Youtubeのインタビュー動画より
カニエ・ウェスト(Kanye West)が「ゲイでない」ためにファッション業界で差別されていると発言し、その内容が話題を呼んでいる。

「ゲイでないと差別」カニエが発言の画像を拡大

 カニエ・ウェストは、先週ファッションサイト「SHOWstudio」の約2時間に及ぶライブ配信のインタビューに登場し、コレクションやインスピレーション、家族との関係について幅広いテーマでトークを展開。その中で「音楽業界でゲイだと差別されるが、逆にファッション業界ではゲイではないことで差別される」と発言し、更には「黒人であることやセレブであることも同じように差別される。例えて言うなら、必死になって木を切り倒していて『誰か水をくれないか?』と叫んでも皆ただ座って笑っている。それがファッションの世界さ」と続け、ファッション業界の排他的な体質に不満を漏らした。 ネットでは、「確かに黒人のデザイナーはあまり見ない。声を上げることは大事」とカニエの主張を擁護する声がある一方で、「ファッション業界では多くのヘテロセクシャル(=異性愛者)も成功を収めている。評価されないのはただ才能がないだけ」との意見も上がった。