撮影時の手ぶれを防いだり、微速度撮影をしたりするのに三脚は必須。だが、三脚を使用するとき、地面が平らでなくてぐらついてしまうことが多々ある。
このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Pakpod」は、そうした問題を解決する画期的なものとなっている。
・先端のくいを突き刺して安定
秘密は、三脚の足先にある。先端部分には、地面などに突き刺せる“くい”のようなものが折りたたまれている。
“くい”は足先で回転するようになっているので、状況に応じて突き刺す角度を変えられる。
なので、三脚を置くところが斜面やでこぼこの草地、砂地、雪上でも、しっかりと固定して撮影に臨める。
・天井からも吊れる!
また、三脚の足の付け根部分の角度や足の長さなども自由に変えられる上、“くい”を何かにひっかけて固定もできるので、状況に応じて適切な撮影位置を確保できそうだ。
使用例としてユニークなのは、網フェンスなどに“くい”をひっかけて、カメラを宙に浮いた状態にしての撮影。
この三脚に設置できるものの最大重量は、足をたたんだ状態で約5キロ、足を伸ばした状態では約2.5キロとなっている。
撮影の幅をぐっと広げること間違いなしのこの三脚、79ドルの出資で入手できる。出資は11月6日まで受け付けている。
Pakpod/Kickstarter