2015年F1ロシアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14位/5位だった。チームは戦略的決断によりアロンソのパワーユニットのコンポーネントを交換、そのため彼は日曜のレースで35グリッド交換のペナルティを受ける。
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=14位/2=5位
「今日はいつもの作業の他にいくつか学ばなければならないことがあった。FP1で新しいエンジンを載せ、その後それを降ろしてFP2に向けてこれまで使ったものに交換した。2週間前の鈴鹿で使ったエンジンだ。そのため天候に関わらず、コースに出て行ってエンジンのチェックをする必要があった。集めたデータを見ると、すべて予想どおりに機能していたことが分かった」
「残念ながらこういったコンポーネント交換により35グリッド降格のペナルティを受ける。決勝レースをどうすれば一番うまく戦えるかを考えなければならない。でも皆1回ストップで走り切るようなので、戦略でやれることはあまりなさそうだ。僕としては結果に関わらずレースを楽しみたいと思う。マシンについて学ぶいい機会になるし、今週末やれることはたくさんあるんだ」
「最後尾20番グリッドからのスタートになるから、常に攻め続け、日曜は楽しむつもりだ」
「(F1iのインタビューに答え)FP1ではエンジンのチェックをするのに十分な周回を重ねることができた。予想どおりにすべてが機能しているようだ。いいニュースだよ」
「FP2では鈴鹿で問題が起きた、中古のエンジンを使った。問題を特定したので、そのエンジンを週末を通して使えるかどうかテストする必要があった。エンジンが予想どおりに動いていることがデータから分かったのでよかったよ」
「残念ながら35グリッド降格のペナルティを受ける。新記録じゃないよ。スパで55グリッド降格されているから。難しいレースになるだろうが、最大限の結果を出して完走する。来年のためにマシンについて学ぶいい機会なんだ」