2015年F1ロシアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14位/5位、ジェンソン・バトンは11位/8位だった。チームは戦略的決断によりアロンソのパワーユニットのコンポーネントを交換、そのため彼は日曜のレースで35グリッド交換のペナルティを受ける。
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
「今日は例外的な状況で結論を得られない一日だった。今朝、コース上にディーゼル燃料がこぼれていたためにFP1のスタートが遅れ、有意義な走行がほとんどできなかった。午後には雨が降ってコースの半分が濡れ、FP2でも決定的に何かを学ぶということはできなかった」
「しかしこのような予想外の状況によって我々チームは奮起している。明日のセッションはドライになると予想しており、そこでたくさんのことを学べるはずだ」
「数時間にわたってエキサイティングなシーンを見ようと意気込んでサーキットを訪れたファンにとっては、残念な一日になった。ファンあってこそのF1だ。今日雨の中で座って見てくれていたファンに喜んでもらえるよう、いい土曜と日曜にしたい」
「ふたりのドライバーはウエットでも地道に仕事に励み、おかげで役立つ情報を得ることができたので、これを明日に向けて分析する」
「フェルナンドにとって今回は特別な週末だ。彼はグランプリ250戦目を迎え、F1史上6番目に豊かな経験を持つドライバーとなった。ブラボー、フェルナンド!」