11月21日から東京・有楽町朝日ホールほかで開催される国際映画祭『第16回東京フィルメックス』の全ラインナップが発表された。
オープニングを飾るのは、同イベントで日本初上映を迎える園子温監督の新作SF映画『ひそひそ星』。クロージング作品は、ジャ・ジャンクー監督の新作『山河故人(原題)』となる。コンペティション部門には、奥田庸介監督の『クズとブスとゲス』をはじめ、タイ、ネパール、スリランカの作品など全10作品がラインナップされている。
特別招待作品は、今年の『ベルリン国際映画祭』で金熊賞に輝いたジャファル・パナヒ監督作『タクシー』や、ツァイ・ミンリャン監督と彼の全監督作で主演を務めるリー・カンションの対話を記録した『あの日の午後』、ピーター・チャン監督『最愛の子』、塩田明彦監督の劇場未公開作2本を含む全9作品。また、既に発表されていたピエール・エテックス監督の特集上映に加え、ホウ・シャオシェン、ツァイ・ミンリャン監督の特集が行われることも明らかになった。チケットの販売は11月3日10:00からスタートする。