今月3日、F1メキシコGPの舞台となるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで、母国ドライバーのセルジオ・ペレスも出席し、オープンを祝う記念式典が開かれた。
メキシコの首都メキシコシティにあるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、過去に1963年から70年と、86年から92年までの2度にわたってF1メキシコGPを開催。1965年の最終戦では、RA272をドライブするリッチー・ギンサーがホンダにF1初優勝をもたらした。
この日は現役唯一のメキシコ人ドライバーであるペレスのほかに、2度のF1王者に輝いたエマーソン・フィッティパルディやメキシコ出身の元F1ドライバー、ヘクター・レバーク、さらにメキシコシティのミゲル・アンヘル・マンセラ市長らがサーキットを訪れ、テープカットを行った。
新しくオープンしたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、F1サーキットデザイナーのヘルマン・ティルケ指揮のもと、コースレイアウトやガレージ、新しいメディカルセンター、監視タワー等を含むさまざまな施設が約15ヶ月かけて改修、スタンドも最大11万人の収容に新たに対応した。
23年ぶりとなるF1メキシコGPは、10月30日から11月1日の日程で開催される。