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多部未華子が若返った毒舌おばあさん役、映画『あやしい彼女』

2015年10月06日 12:20  CINRA.NET

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左から20歳のカツ役を演じる多部未華子、73歳のカツ役を演じる倍賞美津子 ©2016「あやカノ」製作委員会 ©2014 CJ E&M CORPORATION
多部未華子主演の映画『あやしい彼女』が2016年4月1日から全国で公開される。

同作はシム・ウンギョン主演の韓国映画『怪しい彼女』をもとにしたコメディー。今年1月には中国でもリメイク版が公開された。

主人公は、毒舌で頑固でおせっかいな73歳の女性・カツ。ふと目にした写真館で「私がこのカメラで、お姫様にしてあげますよ」と声をかけられたカツが、20歳の容姿に戻り、髪型や服装、名前を「大鳥節子」に変えて思い通りの人生を送り始めるというあらすじだ。

多部が演じるのは、才能を活かして歌手になる夢を叶える、大鳥節子こと20歳のカツ。73歳のカツ役を倍賞美津子が演じる。メガホンを取ったのは映画『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』で宮藤官九郎とタッグを組んだ水田伸生。脚本はNHK大河ドラマ『八重の桜』などを手掛けた吉澤智子が担当する。

■多部未華子のコメント
おばあちゃん…バンド…ボーカル…初めてのことがたくさんありますが、コメディなのでとにかく楽しく、愉快に、面白く演じられればいいなと思います。水田監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、初めから安心感でいっぱいですが、話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら…と思っています。

■倍賞美津子のコメント
昔からずっと自分が面白いと思う仕事をしてきたので、この作品のお話しをいただいたときも面白いと思い、お受けしました。水田監督とも多部さんともご一緒するのは初めてですが、多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、私たちが演じる主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います。73歳のカツのように、この年になったら「ああ、やり直せればよかったのに」と思う失敗はたくさんあるものです。年配の方々にとっても「私たちにもこういう経験があったなあ」と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います。

■水田伸生監督のコメント
憧れの大女優、倍賞美津子さんの愛情キラキラ溢れる芝居に、そして多部未華子さんの可愛いくも切れ味抜群の芝居に、毎日痺れまくっています。
身も心もビリビリ痺れる映画に…します、なります、きっと!