村上龍の小説『コインロッカー・ベイビーズ』が舞台化され、2016年6月4日から東京・赤坂ACTシアターで上演されることがわかった。
1980年に刊行された『コインロッカー・ベイビーズ』は、実際に起こった事件である「コインロッカー幼児置き去り事件」をもとに、コインロッカーに置き去りにされた過去を持つ少年キクとハシの物語を描いた小説。これまでにアプローチされたことのない「音楽舞台」になるという同公演では、「音」に執着を見せ、やがてカリスマ的な歌手になっていくハシ役を橋本良亮(A.B.C-Z)、ハシを追って上京し、不思議な少女アネモネと出会うキク役を河合郁人(A.B.C-Z)が演じる。脚本と演出は宝塚歌劇団の木村信司が担当。追加キャストは後日発表される。