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社畜JKが今度はアイドル活動してみた! キャッチコピーは「貴方の夢までサービス残業」

2015年10月05日 12:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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お疲れ様です!みちゃきです。 社畜JKとして色々なお仕事をやらせていただいている私ですが……実は……社畜アイドルなのです(デデ-ン)!! 唐突過ぎてすいません。説明します。

大人の皆さんの中には「アイドルとかwww」って思う人もいるかも知れません。でもですね。アイドルってすごいんですよ。実際に経験してみて私が感じたことを書いてみようと思います。

デビューが決まったのは7月のこと。この前、私が働いているブラックIT企業、セブンコードで社畜をテーマにした「ヨナヨナ」という歌とダンスを作ったので、せっかくだからライブに出ちゃおう! そして、自分で作ったグッズを売って、デザイナーとして顔を広めよう、ということになりました。

残念すぎるダンスに「こんなんじゃやらない方がいい」と言われ号泣

ライブに出るために、色んなことを準備しなければならないのですが、特に大変だったのがダンスです! 最初、社長から話があったときに「ダンスできるの?」と聞かれたのですが、完全にナメでかかっていた私は「できません!でも練習すればいけます!」と言ってしまいました。

それから自分なりに練習をして、1ヶ月後にはダンスと歌を覚えたつもりでした。そのため、「ちゃんと覚えた?ライブ大丈夫?」と聞かれても、「完璧です!」と返事。元気な答えに安心してしまった会社の人たちは、このまま話を進めていきました。

ですが、ライブまで残り1週間を切ったころ、大変なことになりました。ダンスのできを確認しようということで社員さんの前でダンスと歌を披露したのですが、やり切った後に社員さんの顔を見ると、みんな青ざめていて、第一声が「まじか……」でした。

ここでようやく自分が思ったより全くできていないことに気づきました。撮影してくれた動画を見て、私も青ざめました。思わず「まじか……」。なんか、脳内で自分がやっていたのとは程遠すぎる残念なダンス。動きがちっさい。そして、か細い歌。「こんなんじゃやらない方がいい」と言われて、泣きました。

前日に緊張で高熱を出すも、ステージはなんとか成功!

ここから残りの5日間、必死に頑張りました。鏡の前ではできたつもりになれても、他の人から見ると全然できていません。社員さんにボロクソにいわれ、泣きながらダンス。ダンス。ダンスです。

数日後、やっと人前に立っていいレベルになりました。そろそろMCも考えなくてはいけません。悩んだけど、がっちり言うセリフを決めてしまっては忘れてしまったときに真っ白になるので簡単な自己紹介だけ決めて、半分はアドリブでいくことにしました。(無謀)

そんなこんなでライブ当日!実は、緊張して前日に高熱が出て大変だったのですが、なんとか平熱に戻り、今度は超ハイテンションです! 

舞台からみる景色はなんともいえなくて、「私、歌ってる」という冷静な自分と「きゃっはーーー!」と、すごく楽しんでいる自分がいました。お客さんがいてくれているだけで、こうも違うのかと。

ダンスの方は自分で言うのもなんですが、練習よりはるかに上手くできました! というか、ツイッターの告知できてくださった方々に大分支えられました。本番前の緊張は何だったのでしょう。「みちゃきーーー!」と叫んでもらえて、なんともいえない気持ちになりました。(やっと練習が認めてもらえたような気がしました)

グッズも売れて感激、「デザイナーになりたい!」

ライブ後にお客さんとお話しすると、「歌姫誕生w」「見にきてよかった」などなど、直接感想を聞くことができて新鮮でした! 同時にうれしくてめっちゃにやけてましたww

物販もやらせていただいたのですが、自分でデザインしたTシャツを「かわいいね」と言ってもらえるのが嬉しくて仕方なかったです。他にも、一からレイアウトを考えて苦労してやっと作ったパンフレットや、CDジャケットイラストなど、実際に見てもらって反応をもらい、「デザイナーになりたい」という気持ちが高まりました。

ボロクソに言っていた社員さんもステージを観て「よかったよ!」と感心してくれました。よかった・・・。(練習でのあの冷めた目はいまでも忘れられません)

沢山泣いて沢山緊張したけど、結果的にうまくいったので、ライブ超楽しいと同時にアイドルってすごいなあと思いました。

キラキラしたアイドルの背景にはたくさんの努力がある

ライブの空き時間に他のアイドルさんを見たけど、ちゃんとお客さんを引っ張って一緒に楽しんでいるんです。MCも見ていてクスっとできたり、歌のレベルが高くて鳥肌が立ったり。

私は初ライブだったので、MCではアイドルになった経緯を話したのですが、まだまだ一人しゃべりで、つまんない感丸出しでした。次回はもっと余裕を持って会場全体の人を巻き込めるようになりたいです!

今回ライブに出てみて、キラキラしたアイドルの背景には、沢山の努力があるんだな、とも感じました。アイドルだけでなく、努力しないで何かを成功させることができる人ってきっといないですね。私ももっといろんな面で努力しないといけないなと改めて思うことができました。

最後に、社畜アイドルとして考えたキャッチコピーで終わりたいと思います。

「貴方の夢までサービス残業☆サービス手当てもいりませーん☆ 社畜アイドルみちゃきでした!!」

ご閲覧、ありがとうございました。

【みちゃきプロフィール 】
1997年生まれ、福島県出身の高校3年生。現在、労基署に踏み込まれたこともあるブラックIT企業、セブンコード(東京・新宿)にデザイナーとして勤務。趣味は料理と絵を描くこと。タワーレコード仙台パルコ店のイメージガールズユニット、Crackerのメンバーとしても活動中。座右の銘は「後悔先に立たず」。Twitter→@oowadamisaki

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