ルーマニア出身の写真家、Gabe Tomoiagaさんが撮影するのは、子どもの頃に思い描いた童話のような世界。
動物たちと仲良くなったり…
タンポポに乗って旅に出たり…。
驚きと発見に満ちていた世界がそのまま焼き付けられている。
最初はポートレイトなどを撮影していたが、やがてよりクリエイティブなものをと現在のような幻想的な作風に転じた。
モデルとなっているのは、彼の3人の息子たち。
「彼らこそが僕の発想の源なんだ」
とTomoiagaさんは語る。
「子供たちが話すことやすることは、いつも僕を驚かせてくれるし、自分が子供だった頃のことを思い出させてくれる」
「彼らをモデルに撮影するのはとても楽しかった。子供たちのおかげで雑音に耳を貸したりせず、シンプルに考えることができたんだ、でも、少しの間でもじっとしていてくれないのには参ったけどね」
「子供でいられる時間はあっという間に終わってしまう。大人になれば、時間や予定に追われて、自分が楽しかったことや懐かしい思い出をすっかり忘れてしまう」
「でも、僕は見ている間は子供だった頃のことを思い出せるような写真を撮り続けていきたい」
Gabe Tomoiaga
http://www.tomoiagafineart.com/
・写真(まとめ)