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イヴ・サンローランの闇を描いた衝撃作『サンローラン』日本公開決定

2015年10月02日 18:21  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2014 MANDARIN CINEMA - EUROPACORP - ORANGE STUDIO - ARTE FRANCE CINEMA - SCOPE PICTURES / CAROLE BETHUEL

 20世紀のファッション界を席巻し、「モードの帝王」と呼ばれたイヴ・サンローランの知られざる真実を描いた映画『SAINT LAURENT(原題)』が、「サンローラン」の邦題で日本公開されることが決定。併せてメイン写真が公開された。


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 本作は、サンローランが“モンドリアン・ルック”や“スモーキング”で世界的に大ブレイクした直後、1967年から激動の10年間を描いた衝撃作。最も輝き、最も堕落した10年間を、今までにないアーティスティックなタッチで描いていることでも話題となっている。


 『ハンニバル・ライジング』で若き日のハンニバル・レクターを演じた人気実力派俳優、ギャスパー・ウリエルが、イヴ・サンローラン役を熱演しているほか、『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥ、ルキノ・ヴィスコンティ監督作品の常連だったヘルムート・バーガーが出演。『メゾン ある娼館の記憶』のベルトラン・ボネロが監督を務めている。


 なお、本作は2014年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門出品をはじめ、セザール賞では最多10部門ノミネート。同年のアカデミー賞にも仏代表として選出されるなど各所で絶賛を浴び、本国フランスでは大ヒットを記録している。


 『サンローラン』は12月4日(金)から、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開する。(リアルサウンド編集部)