神楽岡久美の個展『光を摘む』が、本日10月2日から東京・青山のスパイラル1階ショウケースで開催されている。
神楽岡久美は、小さな鏡の集合体によって鑑賞者が点描画のように映し出される作品『光を摘む』で、スパイラル主催のアートイベント『SICF16』のグランプリを受賞したアーティスト。『SICF16』では、作品自体が「アートを生み出す装置」になるという視点や、「光を捉える」というコンセプトが評価された。審査員を務めた皆川明(mina perhonen)は、「光と色の存在を感じる作品だった」とコメントしている。
今回の展覧会では、『光を摘む』のシリーズを引き継ぎながら規模を拡大させた作品を発表。周囲の環境を取り込んだ空間インスタレーションを展開する。