特集上映『映画は旅である ロード・ムーヴィーの世界』が、10月10日から東京・シネマヴェーラ渋谷で開催される。
旅を描いた映画を指す「ロードムービー」がテーマの同特集。1930年代から2000年代の作品を通じて、映画と旅の魅力に迫る。
上映作品は、大富豪の令嬢と失業中の新聞記者の旅を描いた1934年公開の映画『或る夜の出来事』をはじめ、故郷を追われた一家の旅を描くジョン・フォード監督作『怒りの葡萄』、メキシコに向かう旅で殺人鬼を車に乗せてしまう『ヒッチハイカー』、ジャングルを鮮やかな映像で捉えたルイス・ブニュエル監督作『この庭に死す』、さらにロベルト・ロッセリーニ、ジャック・タチ、アキ・カウリスマキ、ホウ・シャオシェン、柳町光男らの監督作など18本。上映スケジュールはシネマヴェーラ渋谷のオフィシャルサイトで確認しよう。