2016年のF1カレンダーが修正されたことを受け、プレシーズンテストの日程も開幕が8日ほど早められることになった。
当初の計画では、最初のテストが3月1日から4日まで、2回目のテストが15日から18日の日程で組まれており、いずれもスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットを舞台としている。
しかし、先のカレンダー変更でシーズン開幕戦のオーストラリアGPが4月3日から3月20日に改められたため、両方のテストスケジュールも前倒しされることになった。
それによれば、最初のテストは2月22日からスタート(~25日)し、2回目のテストが3月1日から(~4日)と、当初は約2週間ほどあったテスト間の日数がわずか4日と過密なスケジュールになっている。テスト地はバルセロナで変更ない。
こうしたことにより、各チームは新車開発のスケジュールや準備に影響を受けることになり、特に新規参戦のハースF1は、わずか8日間のテストでF1デビュー戦に臨まなければならず、準備段階から効率的な計画推進が求められる。
今年はシーズン前に4日間のテストが3回、シーズン中に2日間のテストが2回行われたが、2016年のプレシーズンテストは上記の2回のみで、シーズン中のテストは廃止となっている。