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野球の送りバントのように職人やクリエイターを繋ぎコレクション製作「bunt」デビュー

2015年10月01日 19:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2016年春夏コレクション
新ブランド「バント(bunt)」が2016年春夏コレクションでデビューした。野球のバントのように、共作によって職人やクリエイターを繋ぎ、送り出す事を目的とするブランドで、デビューコレクションではメンズ、ウィメンズのジャケットやシャツなどを展開する。

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 バントは、「nonverbal communication wear」をコンセプトに掲げたブランドで、共作でコレクションを作り上げていくことを目的としているためデザイナー名を伏せて展開している。デビューコレクションでは、和紙や炭を原料とした生地のシャツや、葛利毛織で80年前から動き続けるションヘル織機によるオリジナル生地を用いたジャケットを製作。製作ディレクションは、サヴィル・ロウで経験を積んだ「SHEETS」の森田智が担当している。
 同コレクションでは、ドライフラワーデザイナーの松井孝弘との別注商品となるフラワーアレンジメントや彫刻作家Pasoによるアンティークスプーンを用いたアクセサリーなども展開。コレクションのルックヴィジュアルは「服は人を映し、人が服のイメージを築く」という考えのもと、フォトグラファーのHideki Anzawaやスタイリストの松村裕太など5名のクリエイターそれぞれが考えるバントのイメージを表現したという。
HP2016年春夏コレクション