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中川政七商店の土産屋「函と館」函館空港に12月出店

2015年10月01日 17:03  Fashionsnap.com

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ショップイメージ Image by: 中川政七商店
2016年3月の北海道新幹線の開通を前に、中川政七商店と函館空港ビルデングが、函館空港内にコンセプトショップ「函と館(はことたて)」を出店する。「土産もの」を切り口に旅行者と地域文化の出会いの機会を創造するという。オープンは12月1日。

中川政七商店の土産もの屋「函と館」オープンの画像を拡大

 幕末期、函館は日本を代表する貿易港として栄え、函館山の麓、西部地区には現在も和と洋の「対」による独特の建築様式が残っている。この建築様式に着想を得て、2社は「函と館」というコンセプトを採用。日本を代表する貿易港、函館の街並みをイメージした店内で、大漁旗の染めの技術を活かして作成したバッグ、いかうろこ紋のがま口ポーチといった、加賀谷旗店など地元メーカーと共同開発したオリジナルアイテムを販売する。
 「函と館」は、中川政七商店が、全国の観光地で地元の工芸メーカーと土産もの屋を結び付け、元気にする日本市プロジェクト「仲間見世(なかまみせ)」の第5号店。11月下旬には、同社で数多くの商品企画に携わる細萱久美が函館の「対」の魅力を独自の目線で取材した旅行ガイド本「函と館」(仮)が、平凡社から発売される。
■仲間見世5号店「函と館」 住所:北海道函館市高松町 511 函館空港内 TEL:0138-57-8884 営業時間:8:00~19:30頃(空港の最終搭乗時刻に準ずる) 定休日:無休 ※2015年12月1日 ( 火 ) オープン