人間誰でも、「嫌だな」と思うことってありますよね。朝の満員電車、同僚の愚痴、急に降り出した雨、整理できてない仕事机などなど、嫌だなと思うことは生活の中にたくさんあります。
そんな、「嫌だな」は、感じたその時にノートに書き出すと驚くほど気持ちがすっきりします。
『書くだけで人生がうまくいく 嫌なことノート』(アスコム/刊)によると、その理由はこんなところにあるといいます。
■日々の嫌なことへの対策ができる! 日々のちょっとした嫌なことは、ほとんどその場で忘れてしまいます。もちろん「忘れること」も嫌な気持ちの解消法ではあるのですが、どういうことが自分を嫌な気持ちにしたのかを把握しないと、また同じことが起こってしまいます。
ですが、嫌だと思ったことをノートに書き出せば、それを後から見直すことができるので、対策を立てやすくなります。
たとえば、
「朝の満員電車が嫌だ」→「朝早く家を出て時間をずらす」
「自分の机が汚い」→「週に一度、整理整頓をする時間を作る」
などなど、自分が嫌だと感じたことに対策を立てることができます。対策を実行すれば、嫌だと思うことは減っていくはずです。
■嫌なことを書き出すとストレスを減らせる! ノートに嫌なことを書き出すと、ストレスも減っていきます。
これは一見愚痴を吐き出しているだけにも見えますが、一度吐き出したものを見ることによって、客観的に自分を把握することができます。冷静に見てみると、そこまでイライラするようなことじゃなかったな、と思うこともたくさんあり、ストレスを減らすことができます。
嫌なことを書き出すノートはB6サイズがおすすめ。書き始めは嫌なことがなかなか思い浮かばないので、あまり大きなノートだと埋まった時の達成感が湧きません。
たった十数文字書くだけで嫌なことが消えていく「嫌なことノート」は、特別なものは何一つ必要なく誰でも始められます。 毎日を安定した気持ちで過ごすために、嫌なことを書き出すノートを用意して、携帯してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)