鈴鹿サーキットは、27日(日)に行われたF1日本GP決勝の入場者数が「8万1000人」だったことを明らかにした。
鈴鹿サーキットによれば、終日雨に見舞われた初日の金曜日こそ昨年と同じ3万0000人だったものの、天候が回復した土曜日の予選は同6000人増の5万4000人が来場。爽やかな秋晴れのもとで行われた決勝は、同じく9000人増の8万1000人がルイス・ハミルトンの優勝を見届けたという。
今年は、日本人ドライバーが不在だったものの、日本の自動車メーカーであるホンダがマクラーレンのパワーユニットサプライヤーとして7年ぶりに復帰。伝説のマクラーレン・ホンダとしては23年ぶりの鈴鹿参戦という話題性もあり、また新たな試みとして、西コースのほぼ全域で観戦可能なエリアチケットがリーズナブルな価格で販売(大人9,000円、中学生を除く15歳~23歳は6,000円、子ども:3歳~中学生は3,000円)、現役F1ドライバートークショーの開催なども客足の増加につながった。
3日間の合計では16万5000人を記録。これは、決勝が雨に見舞われた昨年の15万0000人を上回る数で、鈴鹿での開催25周年だった一昨年(17万1000人)に迫るものとなった。
■過去5年の総入場者数
2015年:16万5000人
2014年:15万0000人
2013年:17万1000人
2012年:20万8000人
2011年:19万9000人