2015年度グッドデザイン賞の結果が発表され、アシックスの主力ブランド「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」の「メキシコ 66(MEXICO 66)」が「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した。アパレルやシューズメーカーでは唯一の選出となった。
オニツカ「メキシコ66」が受賞の画像を拡大 「メキシコ 66」は、1962年に商品化されたトレーニングシューズのデザインをベースに、オニツカタイガーストライプが初めて搭載された1966年モデルのデザインを取り入れている。2002年の発売開始以来、現在のオニツカタイガーのスタンダードモデルとして知られており、ユーザーからは「薄底なのに履きやすい」と好評だという。
「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は10年以上にわたって生産と販売が続けられ、ユーザーから高い支持を集めている商品に贈られる賞で、今年は「メキシコ 66」を含む33件が選出。審査は永井一史、柴田文江、深澤直人、川上元美の4名が担当した。なお、2013年度には「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」が特別賞を受賞している。