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アメリカで子供用商品の性別表示撤廃ひろがる ディズニーストアも対応へ

2015年09月29日 11:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

公式サイトより
米ディズニーストアのオンラインショッピングサイトが、毎年ハロウィーンの時期に合わせて発売するコスチュームの性別表示を撤廃した。

米ディズニー男女の表示を撤廃の画像を拡大

 同サイトは、去年までプリンセスのコスチュームは女の子用としてピンクで分類、ヒーローのコスチュームは男の子用としてブルーで分類していたという。今年から全てのアイテムは「For Kids」と括られ、コスチュームを着用した子供モデルも男女ランダムに表示されている。 アメリカでは今年、米小売大手の「ターゲット(Target)」が玩具を男女別に表示しSNS上で非難されたことを受け、「性別の表示を段階的に撤廃する」ことを表明。昨今アメリカ社会では「玩具が性差を生み出すべきではない」という声が広がっており、今回のディズニーストアの対応を歓迎する一方で、「商品を探しにくい」や「反応が過剰すぎる」などの否定的な声も上がっている。今後、企業にとって性別表示の有無が難しい選択になりそうだ。