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ジョルジオ・アルマーニ、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』とコラボ「私にとって大きな栄誉」

2015年09月29日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2014 PM/IN Finance.LLC. American-dreamer.gaga.ne.jp

 ジョルジオ・アルマーニが、10月1日に公開される『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』にて、J.C.チャンダー監督、そして『ムーンライズ・キングダム』と『カポーティ』で2度の衣装デザイナー賞にノミネートされ高い評価を受ける衣装デザイナー、カシア・ワリッカ=メイモンとコラボレートしている。


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 アナ役を演じたジェシカ・チャステインが映画でまとった、シックなデイタイムのドレスや、ビーズを散りばめたジャケットとストラップレスのイブニングドレス、スタイリッシュなホワイトのラップトレンチコートなどは、すべてジョルジオ・アルマーニによるもの。1980年代にインスピレーションを得てデザインした最新ルック以外、チャステインが着た衣装のほとんどが、ミラノのジョルジオ・アルマーニ個人が所蔵しているアーカイブで大切に保管されてきたビンテージの洋服だという。


 ジョルジオ・アルマーニは、「J.C.チャンダーやカシア・ワリッカ=メイモンとのコラボレーションは、私にとって大きな栄誉となるものでした。このすばらしい映画の構想に、私はとても魅了されました。というのも、女性の服装に革命が起きた時代を描こうとするものでもあるからです。ミニマリズムという新しいコンセプトはまさに衝撃的なものでした。自信みなぎる女性たちのワードローブには、パワースーツがちょうど姿を見せ始めていた頃でした。ジェシカ・チャステインはとてもチャーミングな女性であり、いつも私の服を完璧に、しかも簡単に着こなしてくれています」と述べている。


 また、J.C.チャンダー監督は「ジョルジオ アルマーニのファションには、スタイル感覚、クラッシーな高級感、パワーが溶けあっていますが、それらはどれも、ジェシカ・チャステインが演じる役柄を通じて私が伝えたいと願っているものです。カシア・ワリッカ=メイモンを衣装デザイナーに迎えたこと、アルマーニのすばらしいビンテージアーカイブを利用できたことで、1981年についての私のビジョンを形にするための完璧なコラボレーションが実現したのです」と語っている。(リアルサウンド編集部)