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全17作!新宿で第12回ラテンビート映画祭

2015年09月29日 00:02  オズモール

オズモール

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スペインやラテンアメリカなど、スペイン語圏の最新映画を上映する「ラテンビート映画祭」。12年目となる2015年は、例年以上にバラエティ豊かな新作が揃っているとか。この機会に、ビートのきいたラテン映画を体験して。

2015年10月8日(木)から12日(月・祝)まで、新宿三丁目の「新宿バルト9」で「第12回ラテンビート映画祭」開催される。全17作品が登し、中には、本国スペインに先立って先行上映される作品もあるそう。

今年は、この映画祭で初めて、3D作品も登場する。10月8日(木)上映の『バルセロナ3D 炎のバラ』は、スペインのバルセロナを舞台にしたドキュメンタリーで、日本語版のナレーションを女優の菊池凛子さんが務めているとか。観光都市バルセロナの魅力を、3Dの映像でたっぷり堪能できそう。

また、スタジオに閉じ込められたクセ者たちの大晦日の様子を描く『グラン・ノーチェ!最高の大晦日』(10月10日<土>上映)と、90年代後半のハバナを舞台にした青春ストーリー『ザ・キング・オブ・ハバナ』(10月12日<月・祝>上映)は、本国スペインに先立っての先行上映。どこよりも早く映画を楽しむのもいいかも。


上映作品は映画が基本のイベントだけど、今回は特別に、スペインのベストセラー小説を原作にしたテレビドラマ『Closed Rooms(クローズド ルームス)』のワールドプレミア上映も10月9日(金)に開催される。

原作者のカレ・サントス氏は、10月7日(水)18時からスペイン大使館で開催される「文学と映像」にパネラーとして参加するそう。今回は、原作者の来日と、作品の完成と、ラテンビート映画祭のタイミングがうまく合って、日本で最初の上映が叶ったとか。トークショーを見てから作品を観れば、より作品の世界が深まるはず。



さらに、ミシュランの三つ星レストラン「エル・セジェール・デ・カン・ロカ」を経営するロカ三兄弟の次男で、数々のベストソムリエ賞に輝いたジョセップ・ロカ氏も、この映画祭のために来日するそう。

「映画祭では、ジョセップ・ロカ氏が出演するドキュメンタリーを2本上映します。ひとつは、ラテンアメリカの食文化へのオマージュがあふれる『クッキング・アップ・ア・トリビュート』、もうひとつは、スペインが誇る伝統的なワイン、シェリーの秘密に迫る『シェリー&パロ・コルタドの謎』です。このほかにも、魅力的なラインナップを揃えてお待ちしております」と、映画祭のプロデューサー、アルベルト・カレロ・ルゴ氏。

美しいスペインの風景やラテンアメリカの食文化を堪能したら、情熱的なラテンの国へ旅に出たくなるかも。