村上春樹の新刊『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』が、11月21日に刊行される。
9月10日に自伝的エッセイ集『職業としての小説家』を発表した村上春樹。『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』は、全10章で構成される紀行文集だ。ラオスへの旅やアメリカの食について、アイスランドや『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』で主人公が訪ねるフィンランド、イタリア、さらに熊本で秘密裏に行われた読書会の様子、くまモンについてなど、村上の旅の模様が記されている。写真を追加した電子書籍版も単行本と同時に発売する。
また、2013年に刊行された小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の文庫版が12月4日に刊行されることもわかった。