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エレファントカシマシ、中秋の名月が差す野音で新アルバム『RAINBOW』発表

2015年09月28日 18:21  リアルサウンド

リアルサウンド

エレファントカシマシ

 エレファントカシマシが、9月27日の日比谷野外大音楽堂公演にて、3年半ぶりとなるオリジナルアルバム『RAINBOW』を11月18日にリリースすると発表した。


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 同公演は、1990年以来26年連続となる同会場で行われ、ライブは「おはようこんにちは」でスタート。宮本浩次は「マニアックな曲っていうか好きな曲を沢山歌いますので」と話すと、キーボードに初期エレカシのサウンドを一緒に奏でていた細海魚(ほそみ さかな)を迎え、「ああ流浪の民よ」や「星の砂」など数々のデビュー当時の楽曲を披露した。


 宮本は「野音の練習をしなければとレコーディングの合間にリハーサルをしていたんだけど、3時間のリハーサルのつもりが8時間、9時間になってしまって……こんな話面白くないですよね? いや、面白いはずなんですけど」と気取らない宮本らしいMCをはさみ、会場は笑いに包まれた。


 「今日は月は出てますか? みんな好きだよね? 中秋の名月とか? そんな日に来てくれてありがとう!」と満月の下で、月を歌った名曲「月夜の散歩」「今宵の月のように」をパフォーマンスし、会場は大歓声に包まれた。


 終盤、宮本が「今日は本当にありがとう。もうすぐアルバムが発売できることになりました。11月18日にアルバムを発売します。『RAINBOW』というタイトルのアルバムにしました。俺が考えたんだぜ。どうだかっこいいだろう?」とオリジナルアルバムのリリースを発表し、同作に収録する新曲「RAINBOW」を初披露した。


 アンコールではゲストキーボードとして、盟友・蔦谷好位置が登場し、ニューシングル「愛すべき今日」を披露。ライブの最後には、宮本が「ローリング・ストーンズみたいに並んで挨拶しよう!」とステージにメンバーが並ばせ挨拶をし、26年目の野音ライブを締めくくった。(リアルサウンド編集部)