本木克英監督の映画『超高速!参勤交代 リターンズ』が、2016年に公開されることがわかった。
同作は昨年公開された映画『超高速!参勤交代』の続編。9月25日に刊行された土橋章宏の小説『超高速!参勤交代 老中の逆襲』をもとに、土橋自らが脚本を手掛けた時代劇だ。幕府の陰謀で5日以内に江戸へ向かうよう命じられた弱小貧乏藩の湯長谷藩の藩主・内藤政醇が、江戸に「参勤」するまでを描いた前作に続いて、今作では疲弊した湯長谷藩の面々が江戸から湯長谷藩に戻る「交代」に挑戦する。
主人公の藩主・内藤政醇を佐々木蔵之介が演じるほか、深田恭子、西村雅彦、伊原剛志、寺脇康文、六角精児、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、上地雄輔、柄本時生、市川猿之助、陣内孝則、石橋蓮司らがキャストに名を連ねている。
撮影は9月6日から行われ、クランクアップは10月末を予定。前作では実現しなかった、湯長谷藩があった福島・いわきでの撮影も行われた。
同作について本木監督は、「続編を考えてみた事もなかったが、お客さんからも続きが見たいという声を多々頂いたこともあって作ろうと思った。今回も全くオリジナルで、“参勤”が終わった後の“交代”で大変な事が起こったら面白いのではという発想でここまで作りました」とコメント。主演の佐々木は、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった。話を頂いたときは、やるの?またやるの?どうせまた走るんでしょ(笑)と話していましたが、結局前作の倍以上走ることになりまして、前より過酷です(笑)」と語っている。