2015年F1日本GPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは16位だった。
ジェンソン・バトン 決勝=16位
「僕らのマシンと他のマシンではかなり速度差が大きい。これほど大きいと策が見当たらないよ。オーバーテイクされるときには抵抗しない。これだけスピード差があると、彼らがどこにいるのか分からないからだ」
「2回目のピットストップで、(マーカス・)エリクソンに前に出られてしまった。それが僕のレースに響いた。僕の方が速かったし、タイヤでも有利だった。最後のスティントでは僕はオプションで彼はプライムだった。彼の前に出られていたらうまくいったと思う。僕らの方が速かったからね。でも彼は後続グループをずっと押さえて走っていた。そのおかげでフェルナンド(・アロンソ)は単独で走ることができた。僕の方は、自分より速いマシンに対して抵抗できず、順位を落としていった」
「ホンダとファンの前でのグランプリなのに、苦しい週末になってしまった。彼らの前でいい結果を出したかったから辛い」
「(motorsport.comのインタビューに答えて)他のマシンに対して手も足も出なかった。130Rの入口でどんどん抜かれていくんだ。NOSボタンでもないと防御できなかったよ!」
「スピード差があまりにも大きくて、他のドライバーたちは130Rで仕掛けてくる。「うまくいくはずがない」と思っていても、彼らはスピード差を感じ取るんだ」
「問題は近づいてくる速度が速すぎることだ。大事故になりかねなかった。DRSを使うと彼らの方が30~40km/h速い。だから判断するのがとても難しい」
「僕らにはやるべきことが山ほどある。(フェルナンドと僕は上位で)戦うことに慣れているのに、今は戦うことさえできない状態だ。鎧も刀も持たない侍みたいだよ」