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アロンソ「別カテゴリーのように抜かれ恥ずかしい」マクラーレン・ホンダ日曜コメント

2015年09月27日 21:30  AUTOSPORT web

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フェルナンド・アロンソと握手を交わすホンダの八郷隆弘社長
2015年F1日本GPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは11位だった。

フェルナンド・アロンソ 決勝=11位
「ストレートで自分を抜いた他のドライバーたちが、コーナーでブレーキングを遅らせすぎたり、何かミスをしたりしているのを見ると(そういうマシンに簡単に抜かれてしまうのかと思うと)辛い。こっちが完璧なコーナリングをしても、ストレートではまた抜かれてしまうんだ。フラストレーションを感じる」

「プログラムを改善する必要がある。残りのレースでは苦しむことになるだろう。でも僕らは来年に目を向けている。共に勝利を収めるんだ。できるだけ早くそれを実現しなければならない」

「今日のレースから何かを学び、進歩していきたい」

「(決勝中、無線で「まるでGP2のように抜かれて恥ずかしい」「GP2のエンジンだ」と言ったことについて聞かれ)レーシングラインを外れたり、滑ったり、ミスをしているマシンに、ストレートではあっという間に並ばれてしまうんだ。ミラーで探す間もなくね。恥ずかしいよ。僕らのパワーは大幅に劣っていて、まるで他のカテゴリーのようだ」

「そんな風にレースをするのはきついしフラストレーションを感じる。ただ、ポジティブなのはマクラーレンが2台そろって完走したことだ。今日の走行から何か役に立つ情報を得られるかもしれない」

「来年はパワーユニットもシステムもたくさんのことを変えなければならない。それは中期的な仕事で、来年のためのものだ。(今季の)これからのレースに向けたものではない」

「(来年自分はF1で走っていると思うかと聞かれ)分からない。今年はまだあと5戦ある。今の状況を変え、競争力をつけ、問題を解決しなければならない。でも、僕らは来年を見ている。僕は残って勝ちたいと思っている」

「(無線での発言はホンダに対するメッセージなのかと聞かれ)彼らは分かっている。メッセージを送る必要などない」

「近い将来メルセデスにチャレンジできるのはこのチームだけだと思っている。でも今は難しい時期だ。彼らと戦う武器がない」

「僕らは問題を把握している。懸命に解決策を探っていて、来年に向けて策を見つけるつもりだ。前向きに考えている」