マックス・フェルスタッペンは、F1日本GPの予選で“危険な場所”にマシンを停止したとして、3グリッドの降格ペナルティを科せられた。
トロロッソのフェルスタッペンは、予選Q1の終盤にヘアピンの立ち上がりで突然パワーを失い、コース上にマシンを止めてしまった。
この一件を審議したスチュワードは、フェルスタッペンの停止位置に問題があったことを認めた。
「カーナンバー33のマシンは、ターン11の出口で突然パワーを失った」
「ドライバーは最初に安全な位置であるコースの左側に移ったが、その後レーシングラインの右側に移動して停止した」
「これがダブルイエローを提示する原因となり、後続のドライバーを危険にさらした」
フェルスタッペンは、クラッチを操作できなかったと語っている。
「僕はほぼ右側にいた。すべての電源を失い、すでに低速だった」とフェルスタッペン。
「クラッチを操作することができなかったんだ。右へ向くとすぐにギヤがスタックし、動けなくなった」
「僕は進みたかったが、クラッチが言うことを聞かなかった。基本的にギヤが動かなかったんだ」
15番手に終わったフェルスタッペンは、予選Q3でクラッシュを喫したダニール・クビアトが明日の決勝をピットレーンからスタートするため、17番グリッドに並ぶことになった。
なお、予選11番手のニコ・ヒュルケンベルグは、前戦シンガポールGPでフェリペ・マッサと接触したペナルティとして3グリッドの降格が決まっている。
これにより、予選14番手だったマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは6列目12番グリッドからスタートすることになる。