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通勤中に「スマホでエロ画像」どう思う? マツコ・デラックスは「リアルさ」を問題視

2015年09月26日 21:30  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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9月23日の「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)では、31歳主婦からの「電車内でエッチなページを見ているオッサンが許せない」という怒りが取り上げられた。

見ているオッサンらは完璧に隠しているつもりでも、実はバレバレだと女性はご立腹。電車でオッサンの前に座れば窓ガラスに映っているし、バスで後ろに座ろうもんならモロ見えで困っているのだとか。

そして、そういうオッサンらは、たいてい眉間にシワを寄せて「難しい記事を読んでいる風」を装っているのが余計に腹立たしいとしている。

「色がついたり動いたり」リアルさは飛躍的に向上

この件に対し、マツコと有吉の二人は、最終的に「エロ動画なんか見てるジジイが全部悪い」(マツコ)「(自分含めエロ動画見ている)我々が全面的に悪い。撲滅したい」(有吉)としながらも、オッサン側を擁護する発言が相次いだ。

かつての通勤電車では、多くのサラリーマンがスポーツ新聞や夕刊紙を車内で広げており、どのページを開いてもエロい写真や記事ばかりだったというのだ。有吉は、

「我々はスポーツ新聞のエロページを、あなたたちに迷惑をかけないように(スマホ画面に)小型化させたんだから。だいぶ小さくなってるはずよ」

と指摘。マツコも「みんなエロページ見てたね」と振り返った。

さらに有吉は、家族のためにちょっと遠いところに家を買って長時間通勤している疲れたオッサンを不憫とし、「家帰ったら見れないんだから」と同情。これにはマツコも「そこをね、若い娘さんには理解してあげてほしい」とコメントした。

夏目三久が「なぜ人の目がある場所でわざわざ見るのか?」と疑問を投げかけると、有吉は「そこにエロがあるから」と即答。ただマツコは、スマホ化でカラー写真や動画になったことで「リアル」になった点を指摘し、「同じ感覚じゃダメなのかも」と問題提起した。

公共の場や共有のパソコンではダメなのでは

確かに以前はスポーツ新聞が氾濫していたし、「家帰ったら見れないんだから」という同情もわかるが、女性からすれば、なるほど!と膝を打てる回答ではない。有吉とマツコが言うように、疲れたオッサンらにも「少しぐらいの癒し」が必要だろう。

しかし、やはりモノには程度がある。マツコが言うように、グラビアアイドルが水着でビーチを走っているのを見ているぐらいなら微笑ましい。許そう。しかし、それを超えるエゲついものは公共の場では見ないでほしい。特に子どもの目にも触れやすい電車やバスでやられると、大変迷惑してしまう。

公共の乗り物の中以外でも、たとえば職場のパソコンでエロサイトを見ているオッサンがいるとたまに聞く。オッサンらはパソコンの扱いに不慣れなため、履歴の消去もしないし、ひどい場合はそのエロ画面のまま席を外していることもあるのだとか。

マツコはスマホがパーソナルなものだとして、「見逃してやる文化」も必要と言っていたけど、共用のパソコンでそんなことされたら、たまったもんじゃない。女子社員にバレたら、完全に終わってしまいますよ……。

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