2015年F1日本GPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは16位だった。
ジェンソン・バトン 予選=16位
「Q1(の2回目のラン)のミドルセクターでイエローフラッグが出たため、ペースを落とさなければならなかった。それがなければQ2に進めていただろう」
「(最初のランで)エンジンモードについて(チームから)指示を受けなかった。毎回計測ラップをスタートする前に、無線でセッティングを適応させるため指示を受けることになっている。なのに何も言われなかったために、間違ったセッティングで走った」
「マシンのフィーリングはそれほど悪くなかったけれど、今日はすべてをうまくやる必要があったのに、それをしなかった。ここではミスはひとつだって許されない。フロントウイングがハーフターン違ったって、大きな影響があるんだ」
「明日は誰にとってもタフなレースになるだろう。でもいつもどおりベストを尽くす」
「最初のランでどのエンジンモードにするかを指示されなかった。(いつもは)予選ラップをスタートする前に毎回指示をくれるのに、チームが忘れたんだ。そのためにいつものモードで走ったら、バッテリーパックがラップの途中で空になってしまった。つまりラップ後半は(MGU-K)のデプロイメントを全く得られないまま走る羽目になった」
「予選の最初にいいラップを走っておかないと思わぬ結果になるかもしれないってことが、今日分かったよね」
「すべてのことをうまくやれば、少なくとも何かチャンスをつかめる。簡単なことをしっかりやらなければならないんだ。もっと大きな心配事があるのだから」
「苛立ちをぶちまけているわけじゃない。当たり前のことを言っているだけだ。僕らは誰ひとりとして、どんな小さなミスも犯してはならない。僕も含めてね」
「競争力のあるマシンを手に入れる前にこういった問題を修正しておかなければならない。そうでないと大きなものを失うことになる」