英バーミンガムでこのほど、16歳のイエメン出身の少女(名前などは明らかにされず)が“痩せる”と謳った中国からの輸入ダイエット茶に手を出し、ひどく体調を崩して入院したことが症例報告のオンライン・データベースとして有名な『BMJ Case Reports』に発表された。めまい、嘔吐、胃痛、関節痛で医師の診察を受けたというその少女。しかしダイエット茶については触れられず、医師は尿路感染を疑って抗生物質を処方しただけであった。少女の体調はどんどん悪化し、白目と皮膚は黄色味を帯び、改めてある病院の救急病棟へ。その結果、急性肝炎を起こしていることが発覚した。