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嵐・相葉雅紀 × 松本潤の“相松コンビ”に漂う兄弟感とは? 真逆のタイプが生みだす関係性に迫る

2015年09月26日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 9月24日放送『VS嵐』(フジテレビ系)に出演した相葉雅紀と松本潤が、ペアルックともいえる白と黒のボーダーの衣装で揃って登場した。ボーダーのトップスに黒の細身のパンツスタイルという、流行りの“双子コーデ”のようなスタイルで登場した二人は、仲良くボーリングにペアで挑戦。一緒に倒れたピンを数えたり、あまり成績が振るわなかったことを大野智に二人揃って責められるその姿は、まさに兄弟のようだった。すらっとした長身の二人は、ファンの間で「モデルズ」と呼ばれたり、どちらも涙もろいことから「泣き虫さん」と呼ばれるなど、テレビやコンサートなどで、この二人の組み合わせによるやりとりを楽しみにしているファンも多い。今回はこの相葉と松本の通称“相松コンビ”に焦点をあて、二人の関係性を探ってみたい。


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 相葉といえば、嵐の中でも飛び抜けて天真爛漫で自由なイメージを持つキャラクターだ。一方、松本は何事にもビジョンを描いて行動し、自分の考えを積極的にアウトプットするタイプである。そんな真逆な二人が、プライベートも含めて仲がよいのはなぜだろうか。ジャニーズに詳しい芸能ライター・佐藤結衣氏に話を聞いた。


「相葉さんと松本さんは“相思相愛”な二人組です。嵐のメンバーの中でも相葉さんと大野さんのようなおっとり組と、松本さんと二宮さんのようなツッコミ組という対照的な性格を持つ二人の組み合わせの方が、実は相性がいいよう。さまざまなことに妥協せずに取り組む真面目な松本さんは、自分と他人に厳しい面を持つ一方、自由な性格の相葉さんについ尽くしてしまう優しい一面があります。相葉さんが行きたいところに松本さんがついていったり、つれていってあげるというエピソードはファンの中ではおなじみ。プライベートでも本当に仲がいいようです。松本さんは考えて動くタイプだからこそ、自由にこれがしたいと直感的に動ける相葉さんといるのが楽しいのかもしれませんね」


 また、自らを“嵐ヲタ”として、独自視点で嵐の魅力を捉えるライター・青井サンマ氏は、著書『嵐ヲタ絶好調超!!!!』の中で、相葉と松本のコンビを「いつも真面目な松本くんは相葉くんに『テンションが上がりすぎると周りが見えなくなっているよ!』などと注意することもあるそうですが、それを気にしすぎると相葉くんらしくなくなるから……と理解も示しているよう」と紹介しながらも、「相葉くんはその注意を受け入れつつ、受け流しているところもあるような……?真面目な弟をなんだかんだと兄さん的に受容する余裕なのかもしれませんね」と二人の関係性を指摘した。松本は、相葉の中に兄貴的な懐の深さを感じ取って慕い、相葉も、自分のことをいつでも真剣に考えてくれる松本だからこそ、心おきなく自分のペースで接することができているのかもしれない。


 しっかり者の松本と天然キャラの相葉。一見まったく異なる二人ではあるが、関係性を紐解いていくと、お互いを思いやり信頼し合ったよき仲間だということがよくわかる。今後もこの兄弟コンビはさらにお互いの信頼関係に磨きをかけ、嵐のチームワークの良さに貢献していくことだろう。(竹上尋子)