映画『サクラメント 死の楽園』が、11月28日から東京・角川シネマ新宿ほかで公開される。
同作は、カルト教団「人民寺院」の信者914人が教祖ジム・ジョーンズの指導のもとで一斉に自殺したという1978年に発生した実際の事件をモチーフに、『クラウン』『グリーン・インフェルノ』などのイーライ・ロスが脚本を執筆した作品。カルト教団の信者が集団生活を送る「エデン教区」に暮らす妹から奇妙な手紙を受け取ったパトリックが、共同体への取材を装って『VICE』のサム、ジェイクと共に妹を救い出そうとする、というあらすじだ。全編にわたってカメラと登場人物の視線を一致させる「POV」で撮影されている。
キャストには、ジェイク役のジョー・スワンバーグ、サム役のAJ・ボーウェン、パトリック役のケンタッカー・オードリー、教祖「ファーザー」役のジーン・ジョーンズが名を連ねている。メガホンを取ったのは、『V/H/S シンドローム』のタイ・ウェスト。